マンションでもできる電気代を下げるあの手この手!

毎月の電気代が家計に負担で、どうにかしたい!
戸建であればソーラーパネルや蓄電池で電気代節約、なんて話もあるけれど、
マンションだと出来ることも限られる。

できることって何があるのだろう?

そんな隠れた気持ちに応えます!

先ず、家の中で電気代がかかっているモノは何でしょうか?
大きな敵を把握するところから始めましょう!

お家の中で電気代がかかる家電ランキング

1位 エアコン

堂々の第一位はエアコンです!

さて、1か月あたり1年あたり幾らぐらいかかってるのでしょうか?

1か月あたりのエアコンの電気代はザックリ3,000円~7,000円と言われています。

もちろん、季節や稼働時間、対応面積、機種によって異なりますが、大体の規模感はこのような数字感です。

それでは、エアコンの電気代を削減する方法は何があるのでしょうか?

エアコンの電気代を削減する方法

さて、どうしたらエアコンの電気代を少しでも安くできるか?

いくつか策をださせてもらいます。

自動運転モードで稼働させる

ご自宅のエアコンはどのモードで動いているでしょうか。

多くのエアコンには自動運転という機能が備わっています。

この自動運転モードは、設定温度になるまでは強運転をし、設定温度に到達すると省エネモードや弱運転に切り替わる事をします。パワーを抑えながら、室温を上手にコントロールするため、人が操作するよりも電気代の削減につながりやすいのです。

 

エアコン電気代節約施策No1
エアコンを自動運転で稼働させる

 

こまめに電源をOFFにしない。

「使わない時は電気を消す事!」と節電のスローガンのように言われた事があるかもしれません。しかし、エアコンはスイッチをONにした後、設定温度に到達するまでの時間に最も多くの電力を消費するのです。

小まめに電源を切る事で、頑張って稼働する時間が増えてしまい、逆に電気代がかさんでしまう事が起こります。30分位を目安として、例えば30分位の外出では、エアコンつけっぱなしにした方が良いと考えてみましょう。

逆に、1時間やそれ以上であれば切った方がおトクになるという検証結果も出ていますので、目安としては30分以内に再度スイッチをONにする場合等はつけっぱなしにする位に考えておきましょう。

参考)DAIKINウェブサイト「つけっぱなしがお得”という説は本当なのかを検証せよ!

エアコン電気代節約施策No2
30分位の時間をスイッチをOFFにする位ならつけっぱなしにする。

 

2週間に1度はフィルター掃除!たまにはエアコン洗浄!

エアコンの仕組みの肝は、部屋の空気を吸いこみ、冷たい空気を吐き出すことで、部屋を涼します。

部屋の空気の出入りの効率を下げないことが電気代の節約につながります。

具体的には「空気の通り道」であるフィルターが誇りなどでふさがってない事が重要です。

フィルターを綺麗にしておくことで、、吸いこむ空気の量が多くなり、部屋を冷やすのに必要な電気代を抑える事ができるようになります。

フィルターの掃除は、2週間に1度は掃除するように心がけましょう!

 

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エアコン電気代節約施策No3
エアコンのフィルターを小まめに掃除して小さい電力で効率的に稼働させる。

 

空気の出口にあたる室外機のそばに物を置かない!

エアコンは、家の外に置いてある室外機を通して部屋の中の熱を、部屋の外に捨てています。この室外機を効率的に動かすために、空気の出口のそばに物を追いたり塞いだりしないようにしましょう!

また、室外機は日陰に置いたり、日よけをするようにして、熱くならない事を意識してみましょう。日よけで間違っても空気の通り道を塞がないようには注意してみてください!

2位 冷蔵庫

冷蔵庫の電気代は月間700円前後、年間で8,000円~10,000円と言われています。

古い冷蔵庫は買い替える

いきなり出費の出るはなしですが、何年も前の冷蔵庫を使っている方は、最新の省エネ機能が充実した冷蔵庫に買い替える事を検討しても良いかもしれません。

冷蔵庫は24時間365日ずっと電力を消費しながら稼働し続けている家電です。冷蔵庫の電気代に直結するのは年間の消費電力ですが、最新の冷蔵庫はこの商品電力が年々小さくなっています。

資源エネルギー庁 家庭用省エネ製品カタログ2024年版より

例えば4人家族であれば450L前後の容量が必要と言われてますが、上図の401~450Lの容量の商品電力は2016年353kWh/年なのに対して、2023年は290kWh/年となり、約20%削減できる計算になります。年間の冷蔵庫代が 1万円だとしたら2,000円もお得になります。

冷蔵庫電気代節約施策No1
思い切って最新の省エネ機能が充実した冷蔵庫に買い替える

 

設定温度を1段階下げる

周囲の温度が22℃で設定温度を「強」から「中」にした場合、年間で電気 61.72kWh の省エネ 約 1,670円 の節約ができると言います。

(資源エネルギー庁 家庭用省エネ製品カタログ2024年版より)

 

冷蔵庫はスカスカ、冷凍庫はギチギチに詰めるのが鉄則!

冷蔵庫の中身は入れすぎは良くないんじゃないか?と思っている方は、半分正解です。

冷蔵スペースは冷気の循環が良くなるようにスカスカになるように、入れすぎないのが基本!逆に冷凍庫は冷却効果を高める為にギチギチに詰め込むのが良いのです。

冷蔵庫の冷気が逃げていかないような一工夫として冷蔵庫カーテンというグッズも存在します。冷蔵庫の中から、必要なものを取り出すわずかな時間、カーテンで冷気が逃げないようにします。取り出すときはカーテンの隙間に手を入れて取り出すという一工夫です。

冷蔵庫電気代節約施策No2
冷蔵温度を下げたり、冷気が逃げない工夫をして冷蔵庫に頑張らせしすぎない!

 

3位 照明

家庭内で電気代がかかる家電第3位は照明器具です。

照明器具の節電方法は何があるでしょうか。

白熱灯、蛍光灯はLEDに取り換える

白熱灯、蛍光灯、LEDを比較すると、電気代はLED<蛍光灯<白熱灯の順に高くなります。

60W形電球の消費電力は白熱電球が54W程度なのに対し、電球形蛍光灯は12W程度、LED電球は8.4W程度。つまりLED電球は白熱電球に比べて約8割、電球形蛍光灯に比べても約2割ほど省エネなのが分かります。

家庭における白熱灯と蛍光灯の使用率は、2022年度の環境省の調査では、白熱電球が7.1%、蛍光灯が35.7%と、まだまだ割高な照明を使われてる家庭は多そうです。

あたなのご家庭はいかがでしょうか?

照明電気代節約施策No1
消費電力の小さいLEDに取り換える!

 

人感センサー付きのライトで自動でON/OFFに

玄関やポーチなど夜間のみ点灯すれば良い場所には人感センサーがついた照明器具がおすすめ。日が落ちて人が近づいた時のみ100%点灯するライトは防犯にも使える便利な照明です。

家の中では廊下や玄関、トイレなどセンサー付き照明を使えば無駄な点灯を抑えて手間もかからず省エネができます。

照明電気代節約施策No1
人感センサーで本当に必要な際だけ電力を消費する工夫をする

おトクに家電を買い替えるタイミング

家電を今すぐ買い替えなくても出来る工夫はありますが、最新のエアコン、冷蔵庫などは、省エネで効率が良く動くものも多いのは事実です。

遅かれ早かれ買い替えるなら、安く買えるタイミングをしっかりと把握しておきましょう。

家電が安く買えるタイミングは

決算期の3月・9月

家電量販店や家電メーカーにとって、決算期は売上を伸ばすための重要な時期です。そのため、各社が価格競争を繰り広げるケースが多く、家電の価格が下がりやすくなります。家電を安く購入するタイミング、チャンスと言えるでしょう。

大手の家電量販店や家電メーカーでは、9月が中間決算、3月が本決算となることが多いため、この時期にセールが行われやすい傾向にあります。

とくに3月は引っ越しシーズンも重なる時期であり、店頭で値引きが行われていなくても、価格交渉がしやすくなります。

モデルチェンジの時期

家電製品の多くは、定期的にモデルチェンジが行われます。新型の発売が近づくと、旧型の在庫を無くすために旧型製品が大幅に値下げされることがあります。

しかし、新型家電が発売されるタイミングは家電製品ごとやメーカーの計画によって異なり、時期が決まっているわけではありません。お目当ての家電がある場合は、モデルチェンジの時期をメーカーの公式サイトで確認しておくと良いでしょう。

 

以上、どうでしたでしょうか。

今すぐできるところから初めて、

少しでも家計を改善していきましょう!